ASP.NET MVC入門
ASP.NET
ブラウザ向けのWebアプリケーション開発と、アプリケーション連携を意図したWebサービス開発のための技術
ASP.NET MVC
M(モデル)、V(ビュー)、C(コントローラ)からなるアプリケーションの役割毎に、分離したアーキテクチャ. "コントローラ"は、"フロント・コントローラ"から処理を委譲させて、個々のリクエストに応じた処理を行うためのクラス. "フロント・コントローラ"はクライアントからのリクエストを一か所で受け取るための仕組み. リクエストの振り分けをURLに基づいて行うことを"URLルーティング"と呼び、振り分けのルールを"ルート"と呼ぶ
プロジェクト初期のフォルダについて
フォルダ/ファイル名 | コンテンツ |
---|---|
Controllers | クライアントからのリクエストを処理するコントローラクラスが格納される |
Models | データソースを操作するためのクラス |
Views | 最終的な出力を生成するためのビュー |
Scripts | JavaScriptライブラリ |
Content | Cssや画像ファイルなど |
App_Data | アプリケーションで利用するデータやファイル |
Global.asax | ルーティング設定を行うためのグローバルアプリケーションファイル |
Web.config | アプリケーション設定ファイル |
コントローラクラス
- クラス名は必ず"Controller"で終わらなければならない
- 実際の処理を記述するのは、"アクションメソッド"で、クラスは以下のパブリックメソッドは無条件で"アクションメソッド"とみなされる
- アクションの結果はActionResultオブジェクトで表され、コントローラクラスで用意されたヘルパーメソッドによって取得できる
- Viewsフォルダ配下に"コントローラ名/アクション名"の.cshtmlで配置することによって、ビューが作成される