【Office Open XML】表の条件付き書式設定

表の条件付き書式設定

表のスタイルでは、表全体の書式に対して特定箇所に書式を上書きすることができる。
これを条件付き書式設定(Conditional Formatting)という。
特定箇所は以下の12箇所を設定することができる。
  • 右上のセル
  • 左上のセル
  • 右下のセル
  • 左下のセル
  • タイトル行
  • 集計行
  • 最初の列
  • 最後の列
  • 奇数列
  • 偶数列
  • 奇数行
  • 偶数行
これらはstyles.xmlの対象要素とdocument.xml(header.xml等も)の対象要素の2つが一致して有効になる。

17.7.6.6 tblStylePr(Style Conditional Formatting Properties)[p.668]

styles.xmlに定義される要素で、特定箇所の書式を定義する。
type属性の値に、上記の12個のいずれかが指定される。

17.4.8 cnfStyle(Table Cell Conditional Formatting)[p.395]

document.xmlに定義される要素で、セルがどの箇所に該当するかを定義する。
上記の12個がそれぞれ属性として存在し、値がtrueの属性が該当箇所となる。
ただし、一致するtblStylePrが存在しない場合は有効にならない。
また、trueの属性が複数存在する場合は、上記の順番が優先順序になる。
例)タイトル行かつ最初の列⇒タイトル行